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実践栄養学 第13回講義内容

【香川芳子学長による講義】

本学の栄養クリニックについて
  1968年以来、女子栄養大学付属の 栄養クリニックでは、生活習慣病予防、肥満治療、メタボリックシンドローム対策などを行ってきました。栄養クリニックでは、外来による食事指導を毎週1回連続11週行っています。各個人の健康状態を医師により診断した上で、投薬治療はせず、食事指導を行います。その指導目標は、四群点数法の実践、各個人に合わせた食事及び運動指導、食習慣としてバランスの良い食事を生涯定着させることなどにあります。
   25〜30年前に栄養クリニックを受診された方々が、現在どのような健康状態にあるかについて調べました。当時、いずれも食事や健康に何らかの問題を抱えて食事指導を受けにいらした方々ばかりで、現在は平均年齢70歳になっています。そのうち、介護の必要な人は、日本人平均では10%いる年齢ですが、わずか1人だけでした。また、糖尿病に罹患されている方も低率でした。極めて健康状態がよかったのです。この方々が健康に生活されている割合が高いのは、25年以上前に栄養クリニックを受講し、四群点数法を実践されてきたためと考えられます。
「四群点数法」の特徴は、分かりやすく、長続きすることです。食事を作ったこともない男性でも簡単に実践可能です。四群点数法には、”食べなければいけない食品”や”食べてはいけない食品”などの規制は一切ありません。ですから、無理なく長続きすることが可能なのです。食品の分類ととり方のコツ、それをしっかりマスターしましょう。