TOP > 保健栄養学科 >栄養科学専攻> 実践栄養学

実践栄養学 第8回講義内容

【香川芳子学長による講義】

①食事記録の有用性
  食事記録からは、摂取した食品の種類や量、献立、食事場所・時間など、様々な情報を得ることができます。また、食品群別摂取量や栄養素摂取量、食事に対する知識・考え方、食行動の異常など問題点を見つけ出すことも可能です。まずは、自分自身でつけてみて、記録がいかに大変であるかを知っておく必要があります。

②栄養素摂取状況の把握
  栄養素摂取状況の把握方法としては、分析法、食事記録法、食料消費量による方法などあります。
  本学にはメタボリックユニットがあります。メタボリックユニットを利用し、食事管理を行うことで、栄養素摂取状況を正確に把握できます。さらには、栄養素の代謝を調べることで、ヒトにとっての栄養素必要量も検討可能です。また、陰膳法では、分析によって摂取栄養素量を把握することができます。食事記録法は最も広く利用されてる調査方法であり、一般の方々、特に個人の栄養指導に用いることが可能です。国同士の比較などの場合には、食料需給表などの消費統計から平均的な摂取量を推計することができます。

③コレステロールについて
  体内のコレステロールは生体膜成分として重要です。コレステロールは特に細胞の増える時期、即ち、成長期に必須であり、そのため、乳や卵にはコレステロールが多く含まれます。血中コレステロールが低すぎても高すぎても問題です。血中コレステロールの高値は粥状動脈硬化症の原因となり、一方、低すぎる場合においても感染症や脳出血などによる死亡率が高くなります。特に、高齢者で血中コレステロールが極端に低すぎるのは問題といえましょう。

【各担当教員による演習指導】
  4月に行った5日間の食事記録のうち、連続した3日間について栄養価計算を行います。食品番号の間違い、調味料の抜け等、教員からの指摘については、あらかじめNo.2で訂正の上、No.3の記入用紙を用いて計算を行ってみましょう。

  演習レポートNo.3について
   No.3記入用紙
   No.3記入例
   No.3記入方法について