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実践栄養学(CD) 第6回講義内容

【香川芳子学長による講義】

①PFC比率について
  総エネルギー摂取量に対するたんぱく質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)それぞれからのエネルギー摂取量の割合をPFC比率といいます。
  昭和30年代の食生活は、米飯中心で食塩過剰でした。そのため、高血圧、胃がん、脳血管疾患等の疾病が多く見られました。現在、食生活は大きく変わり、炭水化物エネルギー比率が減少し、脂質エネルギー比率が増加しています。その結果、梗塞性疾患や大腸がん等の疾病が増えてきています。
  参考資料→五訂増補食品成分表資料編p47

②脂質は過食につながりやすい
  脂質はエネルギー源として重要です。1g当たりのエネルギー量が9kcalと高く、少量でも高エネルギーであることから肥満の原因となります。また、脂質の多い食事は美味であり、そのことからも過食しやすい特徴があります。一方、脂質には、脂溶性ビタミンの吸収を促進する、腹持ちが良い、容量が少ないので塩分摂取量の減少につながる、などの利点もあります。

③食事の把握方法
  個人が何を食べているかを調べるためには、食事記録によって調査を行うのが一般的です。対象者の日常の食生活を無理なく調査していくためにも、調査者はカウンセリングの技法を勉強しなければなりません。
  また、国レベルで食事を比較する場合、食糧供給量のデータがよく利用されます。欧米人は、乳・乳製品や肉類の摂取量が多く、魚介類や穀類の摂取量が少ないなど、日本人とは異なる食生活をしています。各国、各人に合わせた食事をしていくことが、健康を守る上でとても大切なことです。

  参考資料→五訂増補食品成分表資料編p54
       五訂増補食品成分表資料編p56

【各担当教員による演習指導】
  今週は四群グラフを作成します。四群点数法に従って食べた時、食事摂取基準値に対して各栄養素がどの食品群からどの程度摂取されるかを学びます。
      →四群グラフ作成の注意事項