表計算ソフトEXCELを使った栄養計算

表計算ソフトExcelでは、vlookup関数を使って、簡単に栄養計算が出来ます。
 

次のステップに従って、vlookup関数を使った栄養計算をマスターしよう。
  1)vlookup関数の使い方を学ぶ。
      簡単な1日食塩摂取量計算表を作り、vlookup関数を理解する。

  2)五訂食品成分表からの栄養素の検索
      「五訂食品成分表」をワークシートに用意しました。このワークシートのデータ全体をvlookup関数の検索範囲に選び、食品コードを検索キー(検索対象)として、対象となる食品を探し出し、その食品の成分値を使って、栄養計算する計算式をvlookup関数を使って作る。


1)VLOOKUP関数の使い方。

自分の食べた食品の中にどれだけ塩分が含まれているか簡単に計算できる計算表を作ろう。

STEP1)「塩分相当量の多い食品」の食品テーブル 作成
      まず、「塩分相当量の多い食品」を、多い順番から20食品選び、
1)番号(順番)、2)食品名、3)食品100g当たりの食塩相当量(g)を1つのテーブルにする。

STEP2)「一日食塩摂取計算表」作成
   1)「食品名」、2)「番号」、3)食品摂取量(g)、4)食塩相当量(g)、5)食品100g当たりの食塩相当量(g)で10食品ぐらい記入できる表をつくる。 さらに、食塩摂取量(g)の合計を計算する欄をつくる。


 
このままでは、食べた食品を食品リストから探し、探しだした食品のデータをいちいち手で入力していかないといけなくなっています。
 そこで、「一日食塩摂取計算表」の「番号」とその食品の「摂取量」だけを入力すれば、vlookup関数を使って、他は自動的に計算されるようにしましょう。
VLOOKUP関数とは
上のように、VLOOKUP関数は、「検索値」「範囲」「列番号」(検索の型)の関数です。
  ここで、「範囲」としては、上の「塩分相当量の多い食品」の食品テーブルのような表全体を選びますが、その際、1番左の列には、番号が(昇順で)並んでいる必要があります。 
  さらに「検索値」として、数字(数字が書いてあるセル番地でもOK)を入力すれば、範囲の中で1番左の列の数字が「検索値」と同じ行を見つけ、検索した行にある、「列番号」番目の列の値を関数値として出力します。

以上を考慮すると、具体的な関数は

STEP3)セルA3に入力する関数
   食品テーブル(G2:I8)の範囲の中から、セルB3の値を索引して、該当する食品の食品名(すなわち該当する行の2列目)を表示させるので、
セルA3にいれる関数: =vlookup(B3,G2:I8,2)となる。
   
STEP4)セルE3に入力する関数
  食品テーブル(G2:I24)の範囲の中から、セルB3の値を索引して、該当する食品の塩分相当量(すなわち該当する行の3列目)を表示させるので、
セルA3にいれる関数: =vlookup(B3,G2:I8,3)となる。
STEP5)セルD3に入力する関数
  100gあたりの塩分相当量(g)(セルE3)と食品の摂取量(セルC3)をかけ、さらに100で割る。 =C3*E3/100

の様になる。ただし、コードおよび、gが入力されていない場合のこと、関数のコピーする事を考えて、
 
セルに入力する関数
セル セルの関数
A3 =if(B3="","",vlookup(B3,$G$2:$I$8,2)
E3 =if(B3="","",vlookup(B3,$G$2:$I$8,3)
D3 =if(OR(B3="",C3=""),"",C3*E3/100)

にし、下の行にコピーしてください。セルD9の式は自分で考えてください。 さらに、E3を表示させないで計算する方法も上の関数を組み合わせて作ってみてください。
 
ポイント
最後の行に、999、「この上の行に追加していってください。」という行を付け加えています。
いまは、塩分相当量の多い順番から20食品でしたが、さらに食品数を増やす場合には、このセルを選び、「挿入」ー>「セル」、「下方に追加」を選び、行を開けてから食品を挿入すると、左の「一日食塩摂取量計算表」のvlookup関数の範囲は自動的に広がります。 vlookup関数を使う場合には有効なテクニックです。